島ランの旧ホームページはコチラ

4/22(日)奥熊野いだ天ウルトラマラソン(100キロ)をやっつけてきました。 ウルトラはこれで5回目、記録は13時間12分と、ワースト記録でしたが、ニュースにも出ていた様に、 季節外れの異常高温の中、アップダウンもキツいコースだったので、まずまずでしょう。 熱中症対策として、全エイドで水分と塩分補給を行い、特に後半は各エイドで少し時間を掛けて休憩しながら、 後述する食べ歩きや、頭にかぶり水等をしていたら、時間が掛かってしまいました。
前日じゃいあんと一緒に車で現地入り。高槻駅前で待ち合わせたのだけれど、すでにじゃいあんはマリオ。自宅からこのコスチュームとは凄い!
聞けば電車で移動の時でも家からマリオだそう。恐るべしじゃいあん。
途中、串本の橋杭岩など観光地に寄ったのですが、観光客から声をかけられ、注目の的でした。
前夜祭も大変盛り上がり、その後じゃいあんのコスプレ仲間と中華で二次会、なんかコスプレしていない方が変人に思えてきました。

さて、参戦記です。スタートは早朝5時、未だ暗い中、那智の滝をバックに先ずは石段を歩いて登り始めます。 150段以上、いきなり石段を歩きとは・・・こんなレース初めて。 石段を登り終えても、延々と約8キロ登り、てっぺんの那須高原2番目エイドで水分補給と梅干2個の塩分補給。 登り終えると今度は激下り坂、いい気になって下ると足を壊して後半に影響するでしょうねぇ。
30キロ地点の長井8番目エイドで荷物を受け取り、アミノバイタルで栄養補給し、これからのアップダウンに備えます。 35キロ位から又ずっと登り、しかし山の中、日陰を走るのでそれ程暑くもなく、横を流れる清流に癒されながら、もくもくと登ります。 その間、2~3キロ毎に設置されたエイドの、そうめん、水ようかん、茶粥に接待されつつ、やっと頂上の田垣内13番目エイドに到着。 このエイド、なんと公にビールが出るのです(途中2か所有り)。思わず、1缶もらう。う~ん、元気が出る。ビールを公にエイドに置いているマラソンは多分ここくらいでは?
この大会、エイドがすごく充実していて、その後も、鹿肉の焼き肉、めはりすし、ぜんざい、イチゴにヨーグルト、更には生搾りオレンジジュースと至れり尽くせりです。
その後も何度かのアップダウンを繰り返し、出合橋23番目エイドに到着。ここにはスタート前に知り合った地元高槻からボランティアでやって来た子が居て、ローカル話で大いに盛り上がります。お互いの所属クラブを言い合うも良く分からず、高槻ハーフをいつもウォーリーで走ってますって言ったら、「それなら知ってます~!」って言われて、大ウケでした。
熱烈な声援を受けた次は往路で荷物を預かってもらった長井24番目エイドに再び到着。 この地点で76キロ、あと少しです。 行きと同じく、アミノバイタルで栄養補給。ここからはしばらく日陰がないので、頭にかぶり水を3杯掛けてもらい、もうひと頑張りの出発。 このかぶり水も後半の全エイドに備えられていて、しかも氷入り!本当にランナー思いの大会です。 しばらく日陰のない平地を淡々と進みます。かぶり水のおかげか、意外にそれ程暑くない。 さて、85キロ地点からは奥熊野名物最後の7キロの登り、話には聞いていたが、終盤のこの登りはキツイ。 それでも6キロ位は最後の力を振り絞って、と言っても歩いたほうが速いくらいの速度で進みます。 が、最後の1キロ程は断念、少しだけ歩いてしまった。
91キロ地点南平野30番目エイドに到着、やっと頂上、後は下るのみ。前半の激下りで足を壊し、この下りが辛いと言う人も居る様だけど、 幸い足は十分残っており、もう完走は確実という思いもあって、終盤の余韻を楽しみながら機嫌よく下っていきます。 残り3キロから平地となり、フルマラソンのラストの様にしんどいながらもしっかりとした足取りで、2キロ、1キロ、そしてゴール!!
平安衣装の女性2人に出迎えられて、感動のゴールイン。 よくやったと、自分で自分を褒めてあげます。
ゴール後はまたしても、うどんに豚汁+缶ビールが振舞われます。実はレース中、すでに2缶飲んでおり、この日3缶目。 小腹を満たした後は、風呂に入りたい。レースに出た人はゴール地点すぐ近くのJR那智駅横の温泉施設に無料で入ることが出来ます。 入浴後、又会場に戻ってくると、そこからは送迎バスで各自最寄の駐車場やホテルに送ってくれる。本当に至れり尽くせりの大会です。
翌日は1日休みを取って、熊野本宮、谷瀬のつり橋を観光しながら帰宅。
旅の締めくくりとして奈良五条市のレトロ銭湯「栄湯」さんに寄って帰りました。築100年を越えるとのこと。番台のおじさんが話好きで、なかなか帰らせてもらえず。100キロマラソンの武勇伝で盛り上がりました。

奥熊野いだ天ウルトラマラソンは本当に各エイドステーションが充実していて、エイド食だけでなく、町ぐるみ応援感がひしひし伝わり、楽しく走ることが出来ました。 今回の目的は「エイドを楽しむ」としていたので、大満足です。
前日の前夜祭を含めて、その他いろんな意味で楽しめた大会で、又、いつかもう一度走ってみたいと思っています。
以上